冬のオリンピック
2026/02/07
ミラノ・コルティナオリンピックが開幕しました。4年に一度の冬スポーツの祭典ですが、年々実感としての「4年」の時間間隔が短くなっている気がします。私の冬季オリンピックで最も印象に残っているシーンは、20年も前の大会に遡ります。今回同様イタリアで行われた、トリノオリンピックでの女子フィギュアです。
この大会の前年、フィギュアの採点基準は大きく見直され、得点源となる技やその精度を審査員の「定性的」評価ではなく、「定量的」に細かく設定されました。得点基準を定量化することで、芸術種目の採点につきまとう「曖昧さ」を回避することが目的でした。
荒川静香さんも、採点基準を細部まで徹底的に意識して、終始「得点」の積み上げを考えていたそうです。受験生がテストで、漢字の書き取りから、文章題まで、「キーワード」を外さず、「点取り虫」になり切ることで高得点を目指すように。ただ、最終盤で荒川さんは、採点項目には「入っていない」演技をしました。時間にすると僅か3秒、後に彼女の代名詞ともなった「イナバウアー」です。定量化された採点基準を考えると、評価対象にならない項目を演技に入れることは、加点の対象にならないどころか、減点の対象にすらなる可能性があったそうです。それでも荒川さんはスケート人生に懸けた自身の「想い」を最後の最後に表現して見せました。
素人としてのテレビ鑑賞でしたが、競技終了後にすぐ「これは金メダルだ!」、と思えるパフォーマンスだったと記憶します。決められたルールを守ることに長けた日本人が、世界の舞台で堂々と「独自の想い」を表現して金メダルを獲得した荒川さんをリスペクトします。
ミラノ・コルティナオリンピックでも、人生を懸けたアスリートの方々の様々な「想い」を感じ取れることを楽しみにしています。それにしても、イタリアは「トウーランドット」の似合うお洒落な国だなあ!
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