解説
2026/07/18
サッカーワールドカップの日本戦で、本田圭佑さんの解説が人気を博しました。私もオランダ戦やブラジル戦をNHKで観戦しましたが、試合内容もさることながら、本田さんの解説に強く引き込まれました。今回のワールドカップで、もう一つの主役と言っても過言ではなかったのが、本田さんの解説ではないでしょうか。
「ないよ!レフェリー!」「誰?あれ」「2ミリくらい入ってた」など、思わず笑ってしまう言葉もあれば、「そろそろ決める気配がありますね。」といった、試合の流れを一瞬で見抜く鋭い分析もあり、視聴者を魅了しました。
私が感じた本田さんの最大の魅力は、「正解を話そう」としていないことだと感じました。
普通の解説者は、間違えないことを優先し、予定調和的なコメントになりがちです。しかし本田さんの解説は、「心地よい予定不調和」で、自分がその瞬間に感じたことを率直に口にしていました。だからこそ臨場感があり、視聴者はまるで日本代表と一緒に試合を観戦しているような感覚になります。
もちろんその発言がすべて当たるわけではありません。しかし、間違いを恐れず自分の考えを堂々と伝える姿勢が、多くの人の共感を呼んだのだと思います。
更に印象的なのは、「結果」だけでなく「理由」を語ることです。日本が敗れた試合でも、「戦術はほぼ完ぺきだった。しかし世界との差は個の力だった」と、感情論ではなく本質をズバリ言葉にしていました。
知識が豊富な人はたくさんいます。しかし人を惹きつける人は、自分の言葉で語れる人です。本田さんの解説は、サッカーの面白さだけでなく、「自分の考えを持ち、それを恐れず発信することの大切さ」まで教えてくれているように感じました。
ワールドカップが終わっても、「また本田さんの解説が聞きたい」と思う理由は、そこにあるのでしょう。
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